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営業・マーケティングするなら知っておきたい「企業寿命」の現状!(業種編)

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営業・マーケティングするなら知っておきたい「企業寿命」の現状!(業種編)

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営業・マーケティングするなら知っておきたい「企業寿命」の現状!(業種編)

 

 

人間にライフサイクルがあるように、企業にもライフサイクルがあります。
世の中にはさまざまな企業がありますが、生まれそして衰退していくまでにどのぐらいの期間存続しているのでしょうか?

今回は、営業・マーケティングをするなら押さえておきたい「企業寿命」について、業種の観点からご紹介いたします。

 

この記事はこんな方におすすめです
  • 企業のライフサイクルや寿命について知りたい方
  • 営業戦略やマーケティング戦略を立てる上で、企業のライフサイクルを考慮したい営業担当者
  • 持続的な成長を目指すための戦略を立案したい経営者
  • 倒産企業の傾向や要因について知りたい方

 

もくじ

企業のライフサイクル

企業のライフサイクルは、まるで人間の一生のように、誕生から成長、そして成熟、衰退へと至る道筋を辿ります。

 

 

<企業のライフサイクル>

Image from Gyazo

 

 

 

幼年期:創業の息吹、未来への胎動

幼年期は、企業が産声を上げたばかりの時期、つまり起業・創業の立ち上がり時期です。この時期は、まさに企業の「誕生」であり、未来への可能性を秘めた胎動期と言えるでしょう。

  • 特徴:
    • 創業者は、情熱とアイデアを胸に、事業の基盤を築き上げます。
    • 資金調達や人材確保など、多くの課題に直面しながらも、事業の存続と成長を目指します。
    • 試行錯誤を繰り返し、事業モデルを確立していく段階です。

 

成長期:飛躍の時、事業拡大への挑戦

成長期は、企業が幼年期を経て、事業を本格的に拡大していく時期です。この時期は、企業の「青春」であり、飛躍的な成長を遂げるチャンスに満ち溢れています。

  • 特徴:
    • 新事業や新市場への展開を積極的に行い、事業規模を拡大します。
    • 組織体制を強化し、人材育成や効率化を推進します。
    • 売上や利益が急速に増加し、企業としての存在感を高めます。

 

成熟期:円熟の境地、持続的な発展への模索

成熟期は、企業が成長期を経て、事業が安定し、円熟味を増していく時期です。この時期は、企業の「壮年」であり、持続的な発展を目指すための重要な時期となります。

  • 特徴:
    • 事業の多角化や海外展開など、新たな成長戦略を模索します。
    • 事業承継やM&Aなど、組織の再編や事業の再構築を検討します。
    • 社会貢献や環境問題への取り組みなど、企業の社会的責任を果たすことを重視します。

 

企業のライフサイクルは、決して一直線ではなく、常に変化し続けるものです。企業は、各段階で適切な戦略を立て、変化に対応していくことで、持続的な成長を遂げることができます。

 

企業の平均寿命は「25年程度」

2017年における倒産企業の平均寿命は「23.5年」となっており、2016年の「24.1年」よりも0.6年短く、3年ぶりに前年を下回っています。

一方、2010年から2016年までの企業寿命は22.4年から24.1年と1.7年延びています。

これは、2009年12月に施行された“中小企業等金融円滑化法”(業績不振の中小企業が金融機関への返済条件を変更(リスケ)することにより資金繰りを一時的に緩和する措置)と、前記法案が終了した2013年3月以降も金融機関がリスケに対応を継続したことにより業績不振の企業が倒産を免れたことに起因しています。

 

出典:東京商工リサーチ「2017年「業歴30年以上の『老舗』企業倒産」調査]

 

 

 

【業種別】倒産企業の平均寿命

2017年の倒産企業数は9年連続で単調に減少していますが、2017年は前年に比べ倒産企業の平均寿命が減少してしまっています。

これは、比較的参入が容易な“飲食業”、“福祉・介護業”などの業歴の浅い企業の倒産増加が原因と考えられます。


主な業種別に倒産企業における平均寿命を見ると、“製造業”における倒産企業の平均寿命が高くなってきています。

また、製造業における倒産企業のうち半数以上(52.9%)が業歴30年以上老舗企業となっています。

これは、老舗企業が人材不足による人材確保のコスト増、経営者の高齢化による事業継承の困難化などの課題に対応できなかったことに起因していると考えられます。


また、“金融・保険業”における倒産企業の平均寿命は一番低くなっています。これは、無理な資産運用を行っていた業歴10年未満の新参企業が多く倒産していることが原因と考えられます。

 

 

 

<業種別倒産企業の平均寿命>

Image from Gyazo

出典:東京商工リサーチ「2017年「業歴30年以上の『老舗』企業倒産」調査」

 

 

 

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まとめ:変化に対応し、持続的な成長を目指そう

企業のライフサイクルと寿命を理解することは、営業・マーケティング戦略を立てる上で非常に重要です。常に変化する市場環境に対応し、持続的な成長を目指しましょう。

 

 

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