手作業を自動化で効率的に!今注目の「RPAツール」価格相場
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営業リストの作成や、DM送信など、営業業務の中にある単純な作業を自動化できるRPAツール。
営業業務のみならず、社内の単純作業を大幅に改善することができることから、昨今、RPAツール導入を検討する企業が増えてきています。
今日はRPAツールに興味はあるけれど、「どんなツールかわからない」「数ある製品の中から自社に合った製品をどうやって選んだらわからない」「どのくらい費用がかかるの?」という疑問の声にお応えします!
「RPAツール」が効果を発揮する業務
RPA( Robotic Process Automation )ツールとは、従来手作業で行われてきた単純作業をロボットを用いて自動化するツールのことを示します。
具体的には下記のような作業をRPAツールを利用することで、人為的なミスが起こりやすい作業を効率的・かつ安定的に作業を自動化することが出来ます。
- データ入力
- 帳簿入力や伝票作成・請求書の処理や売掛金、買掛金の仕訳
- 顧客データの管理
- ダイレクトメールの発送業務
- Webサイトの問い合わせフォームに対する自動応答
- 見込み客の洗い出し
このように、従来営業が時間を割いて行ってきた作業をツールによって時短が可能になるため、 生産性の向上や働き方改革の一手となり、人件費のコストカットという点でもメリットがあります。
メリット&デメリットは?RPAツールの種類
RPA製品は様々な企業によって提供されており、中には無料ツールもありますが、ほとんどの場合は無料期間が限られていたり、機能制限があります。
RPAツールにはどのようなタイプのものがあるのでしょうか?
タイプ別にそれぞれのメリット、デメリットも具体的に見てみましょう。
1. デスクトップ型
デスクトップ型はPCにソフトウェアをインストールするだけで使えるため、簡単に導入しやすいというメリットがあります。
また、ライセンス料が比較的安価で、初期投資を抑えることが出来ます。
主にデスクトップ上で作業を行うため、作業中はPCが占有されてしまうというデメリットがあります。
2. サーバー型
サーバー型は自社内にサーバーを構築し、PCとサーバー間での接続を行い、大量のロボットを使って作業を行うことが出来るため大規模導入に適しています。
大容量の処理が可能になり、高いセキュリティを保つことが出来る一方で、デスクトップ型に比べると導入コストや運用のハードルが高いことがデメリットとして挙げられます。
3. クラウド型
クラウド型はインターネット環境とログインアカウントがあれば、どんな場所からも手軽に利用でき、面倒なインフラ運用管理が不要です。
オンライン上で作業ができるため、専用PCやサーバーを用意する必要がないというメリットがあります。
初期費用の他に、処理件数による従量課金やクラウド導入費用などが発生します。
このように、それぞれの特色や得意分野が違うのはもちろん、導入にかかる費用やランニングコストにも大きな差があります。
機能によって費用差が大きい、RPAツールの価格相場
費用対効果を考える上で、導入価格はぜひとも知っておきたいもの。
RPAツールの導入を検討する際には、まずはじめに「どんな業務を任せるか」「どの部分を自動化するか」を検討します。
その際、自動化したい作業ファイルが社外からもアクセス可能なのか、その対象業務の範囲によって「汎用型/特化型/デスクトップ型/サーバー型」といった提供形態が決まります。
RPAツールは一般的に、初期費用に加え、毎月のランニングコストが発生していきます。
では、実際に導入するにあたり、どのくらいの費用が発生するのか見てみましょう。
RPA製品は初期導入コストがゼロのものもあれば、ライセンス内容や開発、オプション次第で費用が大きく変動します。
デスクトップ型、サーバー型の初期費用の相場は下記の通りです。
デスクトップ型 | サーバー型 | |
---|---|---|
初期費用 | 0〜50万円程度 | 10万円〜1,000万円以上 |
これに加え、毎月の使用料がランニングコストとして発生していきます。
デスクトップ型 | サーバー型 | |
---|---|---|
ランニングコスト | 月額5万円〜 | 月額30万円〜100万円以上 |
その他にも、製品によってはサポートサービス費や保守・メンテナンス費、PC購入費、サーバー構築費といった費用が発生します。
また、年間契約のみや月単位の契約が可能なところなど、契約スタイルも様々です。
RPAツールは継続的な利用が前提となるツールのため、初期費用に加え月額費用も含め、少しバッファを持たせた上で予算に応じたツールを選定していきましょう。
RPAツール導入時には仮導入を経ることで、ツールの使い勝手や課題を事前に確認することができます。
設定・メンテナンスがしやすいかなどを事前に確認することが出来るので、ツール検討時には必ず仮導入のトライアル期間を利用しましょう。
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費用負担を軽減!RPAツール導入時に使える補助金とは?
営業に付随するバックオフィス業務の負担を大きく軽減してくれるRPAツール。
しかし、RPAツールの導入に当たっては、利用する機能・サービスによって価格帯に幅があり、企業側のコスト負荷も大きくなってしまいます。
そこでぜひ利用したいのが、RPAツール導入時に使える3つの補助金です。
1. IT導入補助金
IT導入補助金とは、中小企業・小規模事業者等が、経営課題やニーズにあったITツールを導入する際、その経費の一部をサポートする補助金です。補助金額は30万円~450万円まで(補助率1/2)で、パッケージソフトの本体費用、クラウドサービスの導入・初期費用などを申請することができます。
通常枠
デジタル化基盤導入類型
(出典:IT導入補助金2022)
◆ IT導入補助金2022についてはこちら
2. ものづくり補助金(※)
中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。
補助金額は100万円~1,000万円で、補助率は中小企業が1/2、小規模事業者が2/3となっています。
ものづくりやサービスの新事業を創出するために、革新的な設備投資やサービスの開発、試作品の開発などをサポートするための補助金ですが、生産性を向上させるためのITツールも対象となるため、RPAツールの導入にも利用することができます。
※正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」
◆ ものづくり補助金についてはこちら
3. 小規模事業者持続化補助金
最後に、小規模事業者持続化補助金もRPAツール導入時に活用できる補助金のひとつです。
小規模事業者自らが作成した持続的な経営に向けた経営計画に基づく、地道な販路開拓等の取組や、地道な販路開拓等と併せて行う業務効率化の取組を支援することを目的としています。
他の2つの補助金と比較すると、一般型の採択率も約70%と高い傾向にあり、RPAツールの導入のみならず、インボイス対応、販路開拓のためのチラシやHPなどの広告費に使えるなど、比較的自由度が高いといった特徴があります。
◆ 小規模事業者持続化補助金についてはこちら
人件費を抑えながら、生産性向上を実現できるRPAツールは営業にとってぜひとも導入したい営業支援ツールの一つと言えます。
これらのRPAツール導入時に利用できる補助金を活用して、ぜひ営業業務の負荷を取り除いていきましょう。
営業リスト作成の負荷は「ビジネスサーチ」で一気に解決
新規顧客開拓で重要なカギを握る営業リスト。
見込み顧客を生み出し続けることは、営業にとって負担が大きい業務のひとつです。
この作業をRPAツールで効率化できれば、営業やフォローといったコア業務に時間を費やすことができます。
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データベースの情報は週次で更新されるので、いつでも新鮮な情報が手に入ります。
常に新鮮な法人リストを獲得できるよう、企業情報のほか新設法人の追加や既存法人の移転変更なども最短週次でのデータ更新を行っているため、 よりタイムリーな営業が可能になります。
さらに通常の絞り込み機能に加え、イベント参加やSNSアカウントを持つ企業など、企業の活動情報でさらなる絞り込みが出来る『アクティビティタグ』を利用すれば、 より詳細なターゲットリストの獲得が可能です。企業の直近の動向が見えるので、提案内容の改善や営業の打ち手づくりにも有効です。
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Webサイトの問い合わせフォームへのアプローチは「コンタクトアシスト」
RPAツールが適している業務のひとつに「Webサイトの問い合わせフォームへのアプローチ」があります。
問い合わせフォームは企業の窓口になっており、ほぼ確実に開封されるため精読率が高いという傾向にあります。
しかし、いくら開封率や精読性が高くても、各企業サイトのお問い合わせフォームへ1件1件人力で作業をするとなると、膨大な労力と時間を要してしまいます。 そんな時にはツールを使って、見込み顧客へのフォローに回すリソースを確保しましょう!
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営業効率化のソリューションのひとつとして、FutureSearchの「コンタクトアシスト」をぜひご活用ください。
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営業リスト、アプローチ…。FutureSearchで営業効率化を実現
見込み顧客の創出、アポ取り、提案、顧客フォローなど、営業が行う業務は多岐に渡っています。
やらなければいけないタスクが山積みの一方で、生産性向上や残業時間削減といった営業を取り巻く環境は日々厳しさを増してきています。
限られた時間とリソースで最大の成果を上げるためには、営業の業務効率化が大前提となります。
営業負担の大きい日々の見込み顧客創出や、抜け漏れだらけで不正確な営業リストの顧客情報、1件を生み出すための非効率なアポ取りなど、営業がしなくてもいい「作業」は営業支援ツールを活用することで一気に解決できます。
FutureSearchは営業・マーケティングのワンストップソリューションとして、幅広い業種の企業様にご活用いただいております。
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まとめ
いかがでしたか?
RPAツールには様々な製品があり、機能内容や導入タイプにもよって費用が大きく変動します。
RPAツールを選ぶ際には、どんな業務を任せるのか、どんな環境で使いたいのかを考え、長い目でみてトータルコストの試算をすることが大切です。
ぜひ参考にしてみてください。