優秀なマーケターが実践している「やるべきこと」「やらないこと」
更新日:
マーケティングとは「売れる仕組み」を作り、顧客や見込み顧客に対して、自社やクライアントの商品を魅力的にPRし、購買意欲を掻き立て、 購入や契約に繋げるためのコンテンツや施策作りのことを示します。
専門スキルの習得や、市場分析、社内外の調整などマーケターの業務は多岐に及ぶため、優秀なマーケターはやることが多い中でも、「やること」と「やらないこと」をきちんと整理し、必要な業務に正しくリソースを投下することで効果の最大化を図っています。
今回は、BtoBマーケティングにおけるWebマーケターの業務内容と、売れる仕組みを作るために「やること」「やらないこと」をご紹介します。
もくじ
- 「マーケター」とは?仕事内容、ミッションを詳しく解説!
- 優秀なマーケターとそうでないマーケターの違い
- マーケターがやりがちだけど、実は「やるべきではない」3つのこと
- 優秀なマーケターが実践している5つのこと
- 優秀なマーケターが使っている5つのツール
- マーケター初心者が読みたいマーケティング教本7選
- マーケティングに必要な作業を効率化!FutureSearchの営業支援サービス
- まとめ:ツールを活用し、マーケティング施策を迅速に進めよう
「マーケター」の仕事とは?仕事内容、ミッションを詳しく解説!
そもそも、マーケターの仕事とはどのようなものなのでしょうか。
マーケティングとは、商品やサービスを市場に導入し、顧客に対して認識や魅力を高め、購買行動を促進するための活動を表します。
マーケターは、市場調査、広告、プロモーション、販売促進、ブランド戦略、デジタルマーケティング、顧客関係管理など、さまざまな分野でスキルを持つことが求められます。また、マーケターは市場のトレンドや競合情報を分析し、企業や製品のポジショニングを確立するための戦略を立てることも担当します。
マーケターの業務は多岐にわたりますが、一言で言うならばマーケターの仕事とは、
「顧客のニーズを捉えて、持続的に売れていく仕組みをつくること」です。
しかし、マーケターの業務は下記のように多岐にわたることが多く、やることが山積みでひとつひとつに時間がかかり、手が追い付かないという悩みも散見されます。
マーケターの業務、役割について
顧客を理解し、顧客に向けてのアプローチをしていき、自社の商品やサービスを購入してもらうといった流れの中で、マーケターは具体的にどのような業務を行っているのか、詳しく解説していきます。
情報収集
最新の業界トレンドやユーザー動向など、幅広い情報のキャッチアップを行い、戦略策定・施策作りに活かします。
調査・解析
収集された消費者の実態・意識・評価などの情報を元に、客観的マーケティング改良を行うため、科学的な調査と分析を行います。
コンセプト立案
その企業独自の志向性(コンセプト)を生み出すべく、生産志向(生産コンセプト)、製品志向(製品コンセプト)、販売志向(販売コンセプト)、マーケティング志向(マーケティング・コンセプト)、包括的マーケティング志向(ホリスティック・マーケティング・コンセプト)といった、マーケティングの基本となる5つのコンセプトを立案していきます。
商品開発
商品開発はマーケターの仕事ではない。そのように考えている企業も多く存在します。
しかし、企業が継続的に利益を生み出していくためには、既存商品・サービスのみならず、その時世とニーズに応じた新商品の開発が必要不可欠です。そのため、市場の動きをとらえ、プロダクトを生み出していくプロセスにおいて、「だれに」「なにを」「どうやって」売れる仕組みを作ることを役割としているマーケターの存在はとても重要になります。
ネーミング企画
商品やサービスのネーミング企画においても、マーケターの役割が大きく関わってきます。
たとえば、伊藤園の旧「缶入り煎茶」が「お〜いお茶」へとリニューアルされ、ネピアの旧「ネピア モイスチャーティッシュ」が「鼻セレブ」になったように、ネーミングの変更により、売上を大きく伸ばしていった事例は多く存在します。
ターゲットとなる「ペルソナ」に対して、最もキャッチ―で愛されるフレーズを生み出していくためには、ターゲットのことを誰よりも熟知しているマーケターの存在は欠かせません。
販促計画
自社の商品やサービスをどのような顧客に、どのような価格で、どのチャネルを通じ、どのようなアプローチによって販売するかを考え、戦略を生み出していく販売計画もまた、マーケターの重要な業務のひとつとなっています。
このように、マーケターの業務は多岐にわたりますが、一言で言うならばマーケターの仕事とは、「顧客のニーズを捉えて、持続的に売れていく仕組みをつくること」です。
施策立案から結果が出るまでには時間がかかることも多く、マーケターの心理的負担は決して少なくはありませんが、戦略が成功し、商品・サービスがヒットした時のやりがいは大きく、魅力ある商品やサービスを生み出していくことで、マーケターとしてのキャリアを形成させていくことができます。
資格は必要?マーケターにとって必要なスキルとは
マーケティング職に就くために具体的な必要な資格はありません。
しかし、もっているとマーケティングに対する基本的知識を習得できる資格があります。
国際実務マーケティング協会®(International Marketing Skill Standardizing Association)主催する「マーケティング・ビジネス 実務検定®は、特定の業種・業界にとらわれない共通のマーケティング知識や、マーケティング理論だけではなく、仕事ですぐに役立つトータルなマーケティング実務知識や時事情報・実務事例を習得することができます。
マーケティング法務検定®とは、主にマーケティングや広告に関する正しい法知識を知り、営業活動に活かす力をつけるために日本で初めて生まれた検定で、マーケティングをはじめとする、企業の営業活動を担う、一人一人が自身の活動に関する法令を知り、違法・不当な行為を行わないように、その判断能力を養うための検定として、「マーケティング法務検定®」が作られました。マーケティング・ビジネス実務検定®A級の試験科目の一つである「マーケティング法務科目」をより広く、そして深く掘り下げ、特に広告マーケティングの分野に関わる法令や基礎情報を中心に知識を習得することを目的としています。
ネットマーケティング検定とは、自社と市場との関係を構築するために必要となるインターネット・マーケティング全般の基本知識・方法論などの保有度を測定する試験です。企業のWeb担当者に求められる「ファシリテート能力」、「We b に関する知識や技術」、「ネットマーケティングに関する知識」、「経営戦略と連動したWebブランディング能力」の習得を目的としています。
Webアナリスト検定では、Webサイトのアクセス解析のデータ、市場動向、トレンド等、さまざまなマーケティング情報を分析し、企業の業績向上に導いていくため、データ分析に必要なGoogleアナリティクスを体系的に学び、基礎から実際の操作までを習得できることが特徴です。
GAIQはマーケティングに役立つ「Googleアナリティクス」の習熟度を認定する資格です。Googleが提供しているデータ解析ツール「Googleアナリティクス」の技能や知識の理解度を認定する資格です。
このように、基礎知識や専門知識、調査・分析など、マーケティングの仕事に活用できる資格はたくさん用意されています。
マーケターの離職率、平均年収はどのくらい?
近年、Webを活用したマーケティング活動は企業にとってニーズの高まりが加速してきており、マーケターの需要も伸び続けています。
そんなマーケターの平均勤続年数や、平均年収はどのくらいなのでしょうか。
マイナビエージェントの調査によると、Webマーケティング(プロデューサー/ディレクター/プランナー)の平均年収は442万円、20代の平均年収が358万円、30代は442万円となっています。
しかし、昨今の需要拡大に伴い、スキルや実績次第で年収1,000万円を超えるwebマーケターや、独立し企業から業務を委託されているフリーwebマーケターも増えてきています。
また、webマーケターの離職率は約12%と、それほど高いものではなく、マーケティング職としてキャリア形成を続けるマーケターが多いのが特徴と言えるでしょう。
優秀なマーケターとそうでないマーケターの違い
やりがいがある一方で、マーケターの業務は多岐にわたることが多く、やることが山積みでひとつひとつに時間がかかり、手が追い付かないという悩みも散見されます。
さまざまな業務がある中で、限られた時間で成果を最大化するためにはどのようなことをすべきなのでしょうか?
実は、優秀なマーケターは『やること』と、『やらないこと』に振り分けるいわゆる「業務の優先順位付け」を実践しています。
ここで大切なことは、成果の出ることに時間をかけるということです。
BtoBマーケティングにおいて、「やらないこと=成果の出ないこと」とは具体的にどのようなものなのでしょうか?
マーケターがやりがちだけど、実は「やるべきではない」3つのこと
多くのマーケターがやってしまいがちな3つのこと。
当てはまる人は注意が必要です。
1. 細々したサイトのリニューアルや、ABテスト
マーケティング業務の中で、実際にやりがちなのがサイトコンテンツの細かいリニューアルや、繰り返されるABテスト。
結果が明白に出るため、ここから取り組むマーケターも多いのですが、実はこれも「やらないこと」の一つとされています。
デザインなどの見た目だけの変化ではコンバージョン率が劇的に上がる確率は低く、成果が上がる見込みは低いと言えます。
2. リード数が少ない中でのMAツール導入
MAツールは一般的にBtoBマーケティング活動においては有効なツールであるとされていますが、実は一概にそうとは言えません。
リード数が1万件以下の場合や、インサイドセールスの体制が整っていない中でMAツールを導入しても、残念ながら実際にかけた費用に対する成果が出ることはありません。
実はこれは順番が違うのです。
成果を最大化したいのならば、まずはリード数を膨らませた上でインサイドセールスの体制を整え、それからMAツールを利用するのが正しいやり方です。
3. 無作為にWeb広告に掲載を行う
Webサイトのユーザー数を増やす方法のひとつとして、リスティング広告といったWeb広告があげられます。
富士通総研経済研究所の「大企業のデジタルマーケティング取り組み実態調査」によると、デジタルマーケティング手法やツールの利用率は「インターネット広告」が首位をおさめています。
しかし、Web広告は高額な一方で「思った以上の効果が出ない」という悩みの声があがりがちです。
✓ ターゲティングはしっかりできているか?
✓ 目的に沿った広告を配信できているか?
✓ 選んだ媒体は適切だったか?
といったマーケティングにおける基本設定が大切です。
また、予算不足で機会損失をしてしまっているケースもあるため、予算不足の場合はより効果的に使える施策へ振替を行うことが重要です。
マーケターの多くは日々、「人手が足りない」「やることが多すぎて、もはや何に困っているのかもわからない」といった課題を抱えていると言います。
しかし、優秀なマーケターは顧客視点で考え、効率化ツールを積極的に利用し、自ら行動して周りを巻き込んでいくことが出来ます。
そのためには成果の出ることに注力し、成果の出ないことには時間をかけない=やらないという判断が大切です。
マーケターがやることをしっかり理解し、業務効率化を図りましょう。
優秀なマーケターが実践している5つのこと
では、その反対に優秀なマーケターが実践している大切なポイントとはどのようなことなのでしょうか。
大きく分けると、やるべきことは下記の5つの点です。
アンテナを張り、常にインプットを欠かさない
マーケターに必要なこと。それは最新のトレンド理解と、業界動向の把握など、世の中の動きに敏感であることが挙げられます。そのためには、アンテナを張って情報のキャッチアップを行い、同時にインプットをし続けることが大切です。
限りあるリソースを有限に、業務の優先順位をつける
しかし、やることが多岐に渡るマーケターの忙しさは日常的です。それでも限りあるリソースを最大限有効活用するためには、業務の優先付けを行い、今やるべきことと、後に回しても問題がないことといったタスクの整理を常に行うことが重要です。
データからファクトを見出し、企画・立案に注力する
マーケターにとって必要なスキルのひとつとして、「データ活用」が挙げられます。
業界やユーザーを取り巻く環境、そして行動履歴を把握し、ファクトをベースに最適な企画や戦略を立案していくことが求められます。
コミュニケーションスキルを培い、社内調整に活かす
そして、マーケターのお仕事は、営業・制作・カスタマーサクセスなど他部署との連携が必要不可欠となっています。多くの人を巻き込み、動かしていくためには、円滑なコミュニケーションが欠かせません。業務効率化や仕事の成果を高めるためにも、コミュニケーションスキルを培い、相手の立場や状況にも気を配りながら、対面でのやり取りだけではなく電話とメールのハイブリッドで円滑に進めていくことを心掛けましょう。
分析や、顧客開拓に欠かせない「作業」はアウトソースを活用する
「やらない」ことの中にも、やり方次第では効果を発揮するものがあります。
しかし、そこに限られた自らのリソースを投入してしまうと、手一杯の状態になってしまい、本来やるべきことがおろそかになってしまいます。
その際、優秀なマーケターはアウトソースやツールを積極的に利用して効率化を図ります。
例えば、やらないことのひとつに「リード数が少ない中でのMAツール導入」があります。
リードが1000人しかいない場合、そこでMAツールを導入しても実際にはアポ率・成約率はほとんど変わらず導入コストばかりかかってしまいます。
MAツール利用の前に、まずは「質の高いリードの確保」が最優先事項です。
では、リードを獲得するためにはどのような方法があるのでしょうか。
リード獲得の手段として、テレマーケティングやイベント、展示会、セミナーの開催があります。
ターゲットと直接会話ができるというメリットがある一方で、準備に時間も労力もかかる上に大規模なリードの獲得をすることが難しいことが難点です。
ここでおススメなのが、『リスト作成・自動アプローチツール』の利用です。
従来は人力で行っていた営業リストの作成。
これには「リストの情報が古い」、「情報が欠けている」、「最新の状態にアップデートすることが難しい」といった様々な課題がありました。
しかし、『リスト作成・自動アプローチツール』を利用すれば、企業リストを瞬時に獲得することができ、 物理的な制約がなく数多くの企業に向けてアプローチが可能になります。
このサービスを利用すれば、貴社のニーズにマッチしたリードを簡単に獲得することができ、一気にアプローチまで自動で行うことができるため非常に効率的です。
関連記事:
優秀なマーケターが使っている5つのツール
マーケターは企業のマーケティング活動を効率化し、顧客情報の管理、商談状況の可視化、リードのスコアリングなどを自動化するためのソフトウェアやサービスを有効に活用しています。ツールによって、市場調査、商品開発、宣伝、効果測定などのマーケティングの各プロセスを自動化し、手動での作業を減らし効率を高めることができるのです。
ABMツール(Account-Based Marketing)
ABMは、個々の顧客やアカウントに対してターゲット化されたアプローチを採用するマーケティング戦略のひとつであり、ABMツールは特定のアカウントや顧客に焦点を当てたマーケティング戦略を支援してくれます。選ばれたアカウントに対して、個別かつパーソナライズされたコンテンツやメッセージを作成したり、マーケティング活動の効果を測定し、ABM戦略が期待通りに進行しているかどうかを確認することができます。
MAツール(Marketing Automation)
マーケティング活動を自動化するためのツールであり、特にリード生成や顧客の育成、マーケティングプロセスの効率向上に役立つMAツール。リードジェネレーションや、リードナーチャリングなど、顧客やリードを特定のセグメントに分類し、それに基づいて戦略的な打ち手を提案してくれます。
SFAツール(Sales Force Automation)
SFAツールは、企業の営業活動を効率的かつ効果的に管理するためのソフトウェアやシステムです。これらのツールは、セールスプロセス全体を自動化し、営業担当者がリードから取引のクロージングまでの一連の業務を追跡し、管理するのに役立ちます。ツールの活用により、営業プロセスの透明性を向上させ、効率を高めると同時に、顧客との関係を強化することができます。
CRMツール(Customer Relationship Management)
企業が顧客との関係を効果的に管理し、強化するためのソフトウェアやシステムです。これらのツールは、顧客との対話や取引に関する情報を一元的に収集し、組織全体で共有・活用することを可能にします。顧客に対してパーソナライズされたコミュニケーションを実現し、顧客満足度を向上させることができ、顧客との長期的な関係を築くために重要なツールです。
Web解析ツール
ウェブサイトのトラフィックやユーザー行動に関するデータを収集し、分析するWeb解析ツールは、各ページの閲覧数やユーザーのアクション(コンバージョン)を追跡し、サイトの効果を評価したり、ユーザーがサイト上でどのような行動をとっているかを詳細に分析できるなど、ウェブサイトのパフォーマンスを把握し、改善するための重要な情報を提供してくれます。
これらのツールを使用することで、企業はマーケティング戦略の立案と実行をより科学的かつ効果的に行えるようになり、消費者行動の変化や市場の動向に合わせてマーケティング施策を迅速に調整することが可能になります。
マーケター初心者が読みたいマーケティング教本7選
ここからは、マーケティング初心者がまず初めに読みたい、マーケティングの基礎知識や最新トレンドがわかる書籍をいくつかご紹介します。
日本一詳しいWeb集客術「デジタル・マーケティング超入門」/森和吉(ぱる出版)
効果的なWeb集客の方法がわからず、売上が伸び悩む企業は多い。
ウェブ解析士マスター、チーフSNSマネージャー、提案型ウェブアナリストである著者の推す「パノラマ・デジマ5原則」を実践することで、どんな企業も売上UPが可能に。
デジタルマーケティングの全体像が、1枚の図として表されるなど初心者~中級者に向けて書かれています。
最新マーケティングの教科書 2023/日経クロストレンド(日経BP)
デジタルマーケティングの最新動向がこれ1冊で分かる。日進月歩の勢いで進化するデジタルマーケティングの世界を、最新キーワード30、基本のキーワード16、先端技術ワード3という計49のキーワードで分かりやすく解説。デジタルマーケティングの最新事情をキーワードとケーススタディ、トレンド分析、データなどで徹底解説しています。
ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法/木下勝寿(実業之日本社)
〝無一文から4年連続上場&株価上昇率日本一〟東証プライム上場社長・現役マーケッターが、ファンダメンタルズマーケティングとテクニカルマーケティングの概要など、Webマーケティングの成果を最大化する83手法を全公開。
グロービスMBAマーケティング/グロービス経営大学院(ダイヤモンド社)
シリーズ累計150万部のグロービスMBAシリーズ。累計39刷、22万人に読まれたビジネスパーソンに読み継がれる“定番テキスト”を改訂。ポジショニング、コミュニケーション戦略、ブランド戦略、マーケティングリサーチ…マーケティング理論の基礎から応用まで、この1冊で体系的に学べる一冊。
BtoBマーケティングの定石 なぜ営業とマーケは衝突するのか?/垣内 勇威 (日本実業出版社)
『デジタルマーケティングの定石』著者による新刊。BtoB企業のマーケティングの導入がうまくいかないのは、売上につながらないから。マーケティング施策の成果を最大化する組織・戦略・戦術の勝ちパターンを紹介。「短期売上」から「顧客生涯価値」へ、組織の意識変革の正解・不正解を一刀両断。BtoBマーケティングにおける課題を整理し、成果を出すための定石(勝ちパターン)を徹底解説しています。
たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング/西口一希(翔泳社)
たった一人の“N1"を分析する「顧客起点マーケティング」から未購買顧客を顧客化、さらにロイヤル顧客化する「アイデア」をつかめます。本書では、著者の西口一希氏が確立したフレームワークの理論と実践を全公開。
ターゲット顧客を「未認知」~「ロイヤル」の5つに分ける「顧客ピラミッド」の作成と分析方法や、販売促進活動とブランディング活動を同時に可視化・定量化しマネジメントする「9セグマップ」の作成と分析方法など、具体的な戦い方を導き出します。
弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門/上杉惠理子(ぱる出版)
元・星野リゾート マーケティング部所属の著者によるストーリーを通じて、マーケティングの基礎を学ぶ入門書。マーケティングってそもそも何?のレベルから、弱点を強みに変えるSWOT分析まで。SNS時代に対応したマーケティングの基礎がこの1冊に。
マーケティングのトレンドは日々進化し続けています。
しかし、基本となる知識や、先人たちの経験に基づく分析は非常に学びになります。
やることが多くて何からはじめていいのか分からないというマーケティング初心者の方は、これらのようなマーケティング教本を参考に、あなたなりのマーケティング成功術を見出していきましょう。
マーケティングに必要な作業を効率化!FutureSearchの営業支援サービス
日々忙しいマーケターの「作業」部分は、ツールを使って効率化することが大切です。
FutureSearchは、見込顧客の創出からアプローチ、そして受注後の顧客情報管理までをワンストップで行えるマーケティング活動にも使える営業支援ツールです。
企業検索・リスト作成サービス「ビジネスサーチ」
企業検索・リスト作成サービスであるビジネスサーチは、ターゲットとしたい企業情報を検索・リスト作成ができます。キーワードでの検索のほか、詳細な絞り込み条件を用いてピンポイントな抽出ができ、顧客像にマッチした法人リストを簡単に作成することが可能です。
展示会に出展、中途採用をしている、資金調達をした、PR情報を出している、SNSアカウントを持っているなど、企業の活動情報でも絞り込みできます。
また、自社サイトにタグを設置し、サイトに訪れた企業の顔ぶれを可視化する「サイト訪問企業一覧」機能を使えば、自社へ興味を持っている見込の高いユーザーをリスト化しダウンロードでき、アタックリストとしてお使いいただけます。データベースの情報は週次で更新されるので、いつでも新鮮な情報が手に入ります。
ビジネスサーチを使えば、24時間365日、欲しい企業情報をいつでも簡単に入手できるので、「アプローチ先が見つからない」・・・と見込み顧客創出に悩む必要はもうありません。
関連記事:
お問い合わせフォーム営業代行サービス「コンタクトアシスト」
テレアポ、メールDMでは担当者に繋がらない。アポ取りに時間がかかって仕方ない。
そんな課題を一気に解決できるのが、問い合わせフォーム営業代行サービス「コンタクトアシスト」です。
配信したい企業のリストとメッセージをお預かりし、反応率の高い「お問い合わせフォーム営業」を行います。
フォームごとに何度も同じ情報を繰り返し入力するといった面倒な作業をコンタクトアシストにお任せいただくことで、余った時間を顧客フォローなどに有効活用いただけます。
文章内に設定できるトラッキングURLで、DMに興味を持った企業を抽出。データ化された配信結果でアフターフォローも効率よく、効果検証しながら様々なビジネスチャンスに繋げられます。
関連記事:
見込み顧客管理サービス「リードマネジメント」
イベントやセミナー申し込み、自社のホームページへの問い合わせ、資料ダウンロード、キャンペーンといった様々な方法で獲得される見込み顧客。せっかく見込み顧客を獲得しても、顧客情報をメモ帳やカレンダー・Excelファイルなどにバラバラに保存していた場合は効率的なデータの活用ができません。
また、顧客情報管理でよく利用されているスプレッドシートでは複数人による同時編集作業が可能ですが、操作ミスによってデータが消えてしまったり、上書きされてしまったりする恐れがあります。顧客情報が管理できていないと、部内で上手く連携が取れず、業務効率を著しく低下させるケースも。
見込み顧客管理サービス「リードマネジメント」は見込顧客から顧客化後まで、顧客の情報をシステムで一元管理。今何をすべきなのかが可視化され、ネクストアクションの打ち手を立てやすくなります。
また、営業担当者の活動を可視化することで、見えていなかった営業課題を浮き彫りにし、営業の売上・利益の最大化を実現します。
関連記事:
企業のリリース情報一括収集サービス「リリースタイムズ」
日本では1日におよそ数万件をも超える企業ニュースが更新されていると言われています。
企業ニュースをタイムリーに取得することで、自社が持つ技術や資産の応用先を効果的に見つけたり、今手掛けているプロジェクトや戦略の意思決定や判断に役立てることができます。
「リリースタイムズ」は、登録した企業のリリース情報を毎朝まとめて受け取れるサービスです。取引先との話題や業界動向、競合他社、見込顧客の情報収集など、様々なシーンでお役に立ちます。1社ずつ確認する手間が省けるので、隙間時間にメールを確認するだけで、いつでもフレッシュな情報を得ることができます。
最新の企業ニュースを取得することで、競合他社の半歩先の打ち手づくりを可能にします。
関連記事:
ハウスリストへのデータ付加サービス「データプラス」
データプラスはお手持ちのリストでデータが古くなったものなどにFutureSearchが持つ最新の企業データを付加できるサービスです。
例えば、何年か前から載っている歯抜けの営業リストの企業情報、企業名と都道府県しか分からない使えない企業情報など、アプローチに必要な情報を最短当日にアップデートが可能。
リストが高精度かつ新鮮であれば、自社の正確な営業先候補や営業・マーケティング施策が立てられ、新規顧客開拓ができたりと費用対効果の改善も可能になります。
宝の持ち腐れとなっていた営業リストを確実な資産へとよみがえらせることができます。
関連記事:
ターゲティング型広告「ターゲティングアド」
FutureSearchが提供するターゲティング型広告「ターゲティングアド」は、広告配信プラットフォームを介し、業種等でターゲティングされた特定の企業群に向けて広告を配信できます。
企業のIPアドレス情報を基に配信するので、対象のIPアドレスに接続した個人のPCやスマートフォン端末を使用していれば配信することが可能なため、リモートワークの多い企業への配信も安心です。
「この企業にピンポイントに広告を表示したい」、「特定の業種の企業たちに自分たちのサービスを知ってほしい」…このようなお悩みもターゲティングアドなら可能にします。
「問い合わせフォーム営業」×「狙った企業のみに広告表示」で、ターゲットに適したアプローチを実現。
営業の「取りこぼし」をなくそう認知度向上の手段としてご活用頂けます。
関連記事:
ホットリードを可視化「サイト訪問企業一覧」
自社のWebサイトに訪問した企業をIPアドレスから特定・計測し、自社に興味がある企業をリアルタイムで分析できる機能です。自社サイトに興味を持つ企業をリストアップできるため、角度の高いアプローチを行えます。DLしたリストを問合せフォームDM(コンタクトアシスト)のリストとして、タイムリーなアプローチをすることも可能です。
FutureSearchの営業支援ツールはこれまで、営業・マーケティングのワンストップソリューションとして、様々な業種の企業様に活用していただいております。
専任担当によるキックオフミーティングや、営業支援ツールの使い方レクチャーなど安心・充実のカスタマーサポート、活用のためのお役立ちコンテンツなど、これまでに培ってきた多くのお客様へのサポート実績を生かし、専任担当がお客様のお悩みやご要望に合わせたFutureSearchの活用方法をご提案いたします。
これまでの非効率な営業習慣を大きく変える、FutureSearchの営業支援ツールをぜひご体感ください!
まずは無料トライアルを、ぜひ一度ご利用ください。
まとめ:ツールを活用し、マーケティング施策を迅速に進めよう
このように、やることの多いマーケターの仕事。
優秀なマーケターは「やること」と「やらないこと」を整理して、効果が出るところに注力することで、成果を最大化しながら『顧客のニーズを捉えて、 持続的に売れていく仕組みづくり』のPDCAサイクルを回し続けています。
FutureSearchの法人リスト抽出サービスである「ビジネスサーチ」では、オンライン上で貴社の見込み顧客像にマッチした企業が簡単に検索でき、その場でリストがダウンロード可能です。
エリアや業種、資本金、従業員数、上場区分、さらにフリーワードでの検索など細かい絞り込みが可能なので、ピンポイントに狙ったターゲット企業のリストが獲得できます。
さらに、ターゲット企業のホームページにある「お問合せフォーム」から直接アプローチができる「コンタクトアシスト」を利用すれば、繰り返し入力の手間が軽減され、 さらにキーマンの目に留まりやすいため営業効率化と反響率アップが実現可能です!
FutureSearchの企業情報は週次でメンテナンスされており、非常に鮮度が高いのが特徴です。
アポ率の改善には質の高いリードが欠かせません。
低コストで営業効率化が実現できるマーケター・営業の強い味方「FutureSerach」のサービスをぜひご活用ください!